指導方針

指導方針

「勉強が得意」と、「勉強が好き」。「運動が得意」と、「運動が好き」は根本的に大きく違います。
得意なことは時間的に終わりがあり、好きなことには時間的に終わりはありません。
好きなことは、誰かが終わりというまで永遠に続けられます。
「サッカーは遊びなんだ」と思っている子はずっとボールを蹴っています。
しかし、「サッカーの練習」をやりにきている子は時間が来ると終わって帰ります。
これが上にいく選手といかない選手の大きなちがいです。

人が見てないところでいじわるしたり、いじめたり、盗んだり、ウソをついてましたり、殺意をもったり、人をバカにしておちょくったり、といった日常生活ではやってはダメだと言われていることをピッチの上でやれる奴は「サッカーが上手い選手」なのです。

サッカーというスポーツは今この瞬間に『相手が最もいやがることを発想できる』かどうかがその人の選手としての価値を決めていきます

エンカントのトレーニング

エンカントでは、「駆け引き」と「技術」とに重点を置いています。
 
エンカントでは、「駆け引き」が上達していく中で、同時に身についてくる「技術」という副産物を大切にしています。
ひとりを相手にする駆け引きからスタートし、ひとりで多くの相手と駆け引きできるようになる。さらに、味方どうしで、戦うイメージを共有して駆け引きができる技術の習得をめざしています。

エンカントで行う「技術」のトレーニングは、不可能を可能にするために行っています。
他人には通せない場所にパスが出せたり、抜けない局面で抜けたり、取られそうな所で取られなかったり…。
合わせる技術、調整する技術、駆け引きと判断。
“不可能を可能にする”それがその選手の「価値」となります。

 エンカントでは、サッカーの中に人生があると捉えています。

サッカーのトレーニングは、
 1.勇気を持って前に進み続ける力、やり続ける力、やり抜く力を育成します。
 2.良いときも悪いときもいつも変わらない、一定を保つ精神力を育成します。
 3.選手達の凸凹を消さない育成をします。
シュッとしている選手も凛としている選手も泥臭い選手も力強くめちゃくちゃな選手もいます。
それでも組織として噛み合っています。
それは、仲間の中でサッカーをしているという“ベースがある”からです。

「よろこび」や「くやしさ」をもっと表現できる人に・・・。

子ども達は小さいころ、「泣いたり、笑ったり、怒ったり」、“喜怒哀楽”をとても素直に表現します。ところが、年齢が上がるにつれて、泣かなくなり、怒らなくなり、最後には“よろこぶこと”にもためらいを見せる子どもがいます。
「成長したから」という見方もできますが、それだけ“周囲の大人達に気をつかって”ストレスを感じている“ともいえます。
エンカントでは、子ども達の”喜怒哀楽“を率直に、素直に表現できる環境を守っていきたいと考えています。サッカーは、子ども達の『あそび』なのですから。

 松田トレーニングについて。

「身体能力が外国人よりも劣っているというのは、日本人の勝手な先入観だ。」という理論を持つ、松田コーチによる、身体能力アップトレーニングを行なっています。
・トレーニングの成果は、3ヶ月に1回実施する体力測定で視覚化していきます。
・トレーニング以外にも、食事のアドバイスやセルフケアの方法についてもレクチャーし、多角的な面から成長を促しています。

[詳しくは、「スクール/アカデミー」の松田トレーニングをご覧ください。]