■『アウトドアチャレンジ 』 とは
子どもたちが自分で考え、自分で判断し、自分で行動する機会を提供しています。
この活動は、 大阪体育大学野外教育研究室と共同で、野外教育(アウトドア・エデュケーション)に基づいて行われています。
自然の中では、寒さ、暑さ、暗闇、強風など人間の力ではどうにもできない現象に直面します。
程度の差はあるものの、そのような状況では、空腹や喉の渇きなどの欠乏状態、心身が脅かされる極限状態に直面します。
この状態になると、人間は生きるために知恵を使い、工夫をし、気持ちをふるい立たせ、生きるための努力をしなければなりません。
自然が与える課題は人間の力ではコントロールできないので、受け入れ、向き合い、乗りこえるしかありません。
また自然は、みんなに平等の課題を与えるので、能力の違う人間同士が助け合うしか方法がないのです。
アウトドアチャレンジの活動はキャンプを基本として、山、川、海などで、登山、シャワークライミング、自転車や徒歩での遠征などのチャレンジ（挑戦）活動を行います。
子どもたちの限界ギリギリの課題設定を行い、子どもたちのチャレンジ精神を引き出します。
これらの活動では、指導者は安全管理に努め、多くの判断を子どもたちにゆだねています。
自然は子ども達の無限の能力を引き出してくれます 。
リクリエーションで行うキャンプなどとは、まったく異なった内容になっています。